映画やドラマでの圧倒的な演技力だけでなく、その私服やライフスタイルに宿る「クリーンで洗練された佇まい」が多くの大人たちを魅了している女優・杉咲花さん。
彼女のファッションをハックする上で、絶対に外せないキーワードがあります。それが、カナダ発のアウトドアブランド「アークテリクス(ARC’TERYX)」です。
本来は過酷な雪山をサバイブするための本格ギアでありながら、一切の無駄を損切りしたミニマルな機能美を持つアークテリクス。それを、彼女は「大人の上質な日常着」として実に見事にコーディネートの主導権にハメ込んでいます。
今回は、世間の「アウトドア=野外フェス系」という古いノイズを綺麗にスキップし、アーバン(都市型)なスタイルへとビルドアップしている杉咲花さんのアークテリクスハック術を徹底解剖します。
1. 杉咲花スタイルを象徴する「黒アーク」の機能美
彼女がプライベートや移動時、あるいはカルチャー誌のオフショットなどで見せるアークテリクスの着こなしは、その多くが「ブラック(黒)」を基調としたソリッドなグラデーションです。
価格:14300円 |
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◆ シェルジャケット×ロングスカートの「対比(ディスタンス)」
アークテリクスの代名詞であるゴアテックス(GORE-TEX)のシェルジャケット(『BETA(ベータ)ジャケット』など)。 これをそのままデニムやチノパンに合わせるとメンズライクなバイタリティに寄りすぎてしまいますが、彼女はあえてボトムスにリネン素材のロングスカートや、クリーンな佇まいのワンピースをミックスさせます。「テック感×ナチュラル」という、異素材の距離感(ディスタンス)を100%完璧に計算した、大人の引き算の美学です。
◆ ブランドロゴ(始祖鳥)の余白の持たせ方
アークテリクスといえば胸元の「始祖鳥」のロゴがアイコンですが、彼女はあえてロゴが同色で刺繍されたミニマルなモデル(Atomシリーズやベータのモノトーン仕様)を選ぶ傾向があります。 ブランドをこれ見よがしに主張するノイズを排し、ジャケットが持つシルエットの美しさそのものをコレクションするような、クリーンな美意識が漂っています。
2. リュック(バックパック)で仕上げる大人のボーイズライク
ジャケットだけでなく、アークテリクスのバッグ(バックパック)の使い方も、彼女のスタイルの滑走路を支える重要なピースです。
価格:36179円 |
◆ 名作『MANTIS(マンティス)』シリーズのハック術
彼女の華奢(きゃしゃ)な骨格に対して、少しボリュームのあるアークテリクスのリュックを背負う姿は、それだけでお洒落なAラインのシルエットを形成します。 中身をパンパンに詰めるのではなく、あえて「クリーンな余白」を残してくたっとさせることで、街歩きにぴったりなこなれ感を演出。古着のオーバーサイズのスウェットや、トラッドなチェックシャツとの相性も抜群で、古着女子・大人カジュアルのお手本のような機能美を持っています。
価格:11970円 |
まとめ:彼女が教えてくれる、服に「敷かれない」ための生存戦略
アークテリクスというブランドは、スペックが高すぎるゆえに、服のバイタリティに人間側が負けてしまう(服に敷かれてしまう)ことが多々あります。
しかし、杉咲花さんの佇まいを見て気づくのは、「どれだけタフな本格ギアであっても、自分の好きなカルチャーや、自分の体型に馴染むサイズ感でクリーンに着崩せば、それは極上の日常着になる」ということです。
流行のストリートスタイルという過密な滑走路から少しディスタンスを置き、タフで無駄のないアークテリクスを自分のアイデンティティとして静かに纏(まと)う。
次のワードローブのビルドアップには、そんな「杉咲花的な大人のテックハック」を取り入れて、あなただけのクリアな日常をコレクションしてみてはいかがでしょうか。
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